氷壁

氷壁
玉木宏
氷壁
定価: ¥ 11,970
販売価格: ¥ 9,700
人気ランキング: 13027位
おすすめ度:
発売日: 2006-06-09
発売元: アミューズソフトエンタテインメント
発送可能時期: 通常4~5日以内に発送

本編からエンディングへの移行がいい。
原作は読んでいませんが、とても良かったと思います。
特に心にじーんときたのは、本編とエンディングのバランスです。
本編では登場人物それぞれの損得や思いが渦巻いて、さまざまな人間模様が繰り広げられます。
重々しい本編から一転して、エンディングの映像とテーマ曲はそういったものを超越した自然の大きさや神々しさを感じさせてくれ、本当に美しいです。
この演出に胸突かれました。
そうして、これが主人公が愛してやまない世界なんだと実感させられます。
愛するものと一緒になるか、愛する人に愛され続けられる自分でいるために離れるか、
物語のラストは、それぞれの価値観で解釈が可能なように思います。
これが、幸せなのか不幸なのか。こういった人生もあるんだな、と思った作品です。

山でもスポーツでも、一つのことに信念を持って、貫き通せる人が羨ましい。


歴史に残る名作
NHKの氷壁の掲示板には、ドラマが終わって、もう1年以上になるのに、氷壁ファンの熱い書き込みがあります。再放送を期待していたのですが、待ちきれなくて、DVDを購入しました。オンタイムで観ることが出来なかったのですが、1話から6話まで一気に観ました。
ストーリの展開の面白さに途中で止められません。その夜は、感動と興奮のため、眠れなかったほどです。
一途に恋したクライマーの切ない、苦悩する表情を玉木宏は、好演していました。村松さんの美しい音楽と奥寺(玉木)の美しい瞳に現れる哀しみ、何度繰り返してみても、胸が、熱くなります。他のキャストもみな素晴らしい演技で、50代の私の心の琴線にふれた名作です。
評価が分かれる作品ですが、韓流ドラマには、はまらなかった私が、夢中になりました。

期待はずれの作品
原作のとはかなりかけ離れた内容に正直、がっかりでした!
この作品は不倫を題材にしたものであり、原作のもつ現代社会に投げかけた大きな問題を完全に軽薄化してしまいました。
原作が我々に訴えたのはなんだったのかを充分に研究してほしかった。
この小説が生まれた時代は、戦後日本の高度成長期であり、まさに近代科学が自然の脅威をも凌駕するかのような錯覚を抱いていた時代だった。新しく開発されたナイロンは自然が作り出した絹よりもはるかに丈夫で美しい輝きを放ち、人類こそ宇宙の覇者になったかのような錯覚を抱き始めた時代だったのです。
にもかかわらず、事故は起こった。絶対であったはずの近代文明が作り出した素材が、いとも簡単に自然の力に屈してしまったのだ。この小説が主張するところはそこにあると思います。
この作品には、我々に投げかける問題は何も無い、ただ男と女がくっついたり離れたりするのを面白おかしく扱っているだけである。
結果として、非常に残念な作品となった。
最後に、現在ロッククライミングで使用されているザイルは、ナイロン製です。なぜ、切れてしまうナイロンが使用されているかというと、その弾力性(伸びることにより)が落下したクライマーの衝撃を適度に受け止めてくれるからです。他の材料では衝撃が強すぎてクライマーの体にダメージ与えてしまうのです。一般的に、11mmザイル一本で使用するか、9mmザイルを2本で使用しています。「ザイルは切れるもの」を念頭にクライミングしているのです。



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